20111106 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 348_349.pdf(popup)
20111106 いわゆる吉田調書 348 pdf58枚目〜59枚目(手順書、、私は開いていません).pdf(popup)
『 』 ←書き出しは後日、時間があったら
20111106 いわゆる吉田調書 348 pdf59枚目〜60枚目(所長曰く、事故前に海水注入を考えた人はいなかった).pdf(p)
『 質問者 (略)
それから、今回、消防車の注水も絡むんですけれども、水源を更に海水に求められましたね。(略)具体
的に海水を注入するに当たって、今回、海の水を取るのに結構苦労された。海水を注入することもあり得る
ということを前提に、どこから海の水を取ろうかということまでは、多分、考えていらっしゃらなかった。
回答者 事前にはね。ここの前にはですね。
質問者 それはなぜなんでしょうか。
回答者 少なくとも水源として電源さえあれば、CSTもありますし、それから、ECCS 系も、RHRS 系だとかが生き
ていれば、結局、そこの水源で残留熱が除去できるというのがベースにあるんですね。最後の最後、注水す
るというときに、海水というところまで考えていないですよ。電源がなくなったとしても、時間的に何とか
なると思っているんです。さっきの D/G の話もありますし、外部電源の復旧の話もありますし、電源さえ
復旧できれば何とか注水できるだろうと思っていて、はっきり言って、本当に腹の底から、そんな事象にな
ると思ってつくっていたんですかということだと思います。今から思えばね。安全屋はいろんなことを言い
ますけれども、本当に思っていたのかと、私は逆に言いたいです。
質問者 頭では海水を入れるという可能性も認識していることはしていたけれども、実際に、本当に海の水を最後に
入れることになるというふうに考えていない。
回答者 ないですよ。もしも考えていれば、それこそ海の水を吸い上げるようなラインを別に設計しておくべきです。
3号機のバルブピットのところにたまった津波の海水をまず水源として使うだとか、現場の工夫だけでやっ
てきたわけですから、事前のアクシデントマネージメントをデザインして決めた人は誰も考えていないです
よ。私から言わせれば、形だけ検討しているんですよ。私だって、大元を決めていないけれども、それに従
って発電所の運営して、所長もやっているわけですから、そこに思い至らなかった自分は非常に恥ずかしい
と思いますけれども、最初にそれを想定していろんな仕組みを考えた連中の中に、本当にそこまで覚悟を決
めて検討した人がいるかどうかというと、いないと思います。』 ← それが、いたんです、
20111106 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 350.pdf(popup)