20120806開示〜20130329開示 テレビ会議録画映像(index).html(popup)  
 
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原災法第15条報告:原子炉事故が、内閣総理大臣による「緊急事態宣言」「避難勧告又は指示」に該当する場合の報告
報告先:経済産業大臣(→内閣総理大臣)、福島県知事、大熊町長、双葉町長 殿
原災法第10条通報:上記に至らない異常事態が発生した場合の通報
 
20120914 原子力安全・保安院「原災法第10条通報/第15条報告(FAX)公表」(index).html(popup)  
 
20120914 2011年3月分(原災法第10条通報/第15条報告(FAX))(index).html(popup)  
  
20120914 2011年3月11日分全部(原災法第10条通報/第15条報告(FAX)).pdf(popup)  
   
20120914 2011年3月11日15時42分(原災法第10条通報(FAX)).pdf(popup)
   『 3月11日15時42分 原災法第10条通報 1〜3号機 特定事象の種類:全交流電源喪失 』

   コメント:津波到達により、直流電源も喪失し、中央制御室使用不能であるので、
   原災法第10条通報ではなく、原災法第15条報告(緊急事態報告)をしなければならない。
   これをしておらず原災法違反である。

   報告は15条特定事象発生後、遅滞なく行なわなければならない。有効な対策が打てず事態が進展すれば、
   数時間後には炉心は溶融し、数時間後には格納容器圧力高でベントが必要になるからである。
 
   
20120914 2011年3月11日16時36分(原災法第15条-1報(FAX)).pdf(popup)
   『 3月11日16時36分 原災法第15条報告 1、2号機
     原子力緊急事態に該当する事象の種類: ⑥ 非常用炉心冷却装置注水不能
     「1、2号機の原子炉水位の監視が出来ないことから、注水状況が分からないため、
     念のために「原災法15条」に該当すると判断しました」 』

   この通報は全く無責任である。いったい国(国民)に何をどうしろと言うのだ。
   念のために「原子力緊急事態宣言」を出し、念のために「退避指示」を出せというのか?
   こんないい加減が報告では、
   総理大臣が「原子力緊急事態宣言」を出しようがないし、「退避指示」はとても出せない。
   ここから見えてくるのは、現場が事態を掌握する能力および組織力を全く有していないということである。
   そもそも、事態を掌握すべき組織が存在しているのかどうか? 現場はいったいどうなっているのか?
   いったい何人の人が残っているのか? 現場で何かとんでもないことが起こっているのではないか?
   現場を確認してみる必要がある→現場視察の必要性。
   それにしても、これは全く酷い、なぜ監視が出来ないのか聞き出すのが管理者の役目?
   このとき所長は不在、あるいは所長のチェックをスルーしていたのではないか?

   1、2号機の原子炉水位の監視が出来ないのは、直流電源喪失(全喪失)だからであり、
   明らかに「原災法15条 緊急事態」に該当する。
 
   
20120914 2011年3月11日16時45分(原災法第15条-2報(FAX)).pdf(popup)
   『 原子力緊急事態に該当する事象の種類: ⑥ 非常用炉心冷却装置注水不能 』
   『 2号機については原子炉水位の監視ができないことから、ECCS系の注水状況が不明なため、
     原災法15条事象と判断 』

   『 1号機については、水位監視が回復したことから原災法第15条事象を解除いたします。 』

   1号機15条解除、注水状況が確認出来たということか?
   ならば「非常用炉心冷却装置注水不能」ではなく注水可能だったということか? いったいどうなんだ?
   管理者が当然問うべき質問。管理者不在
 
   
20120914 2011年3月11日17時07分(原災法第15条-3報(FAX)).pdf(popup)
   『 特定事象の種類: ⑥ 非常用炉心冷却装置注水不能 』
   『 1号機については、再び原子炉水位の監視ができないことから、注水状況がわからないため、
     念のため、原災法15条に該当すると判断しました 』

   原子炉水位の監視不可、なぜ不可なのか?
   管理者不在。このFAXは所長のチェックをスルーしているのではないか?
 
   
20120914 2011年3月11日?時?分(FAX送付は17時37分)(原災法第15条-4報(FAX)).pdf(popup)
   『 移動式モニタリングポストで発電所周辺の汚染状況を確認したところ、通常と同じ値であり
     現時点で周辺環境への影響はない。 』
 
   
20120914 2011年3月11日?時?分(FAX送付は21時02分)(原災法第15条-5報(FAX)).pdf(popup)
   『 2号機において、原子炉水位が不明であり、RCIC系により原子炉への注入状況も確認できないため、
     原子炉水位がTAFに到達する可能性がある。
     そのため、地域住民に対し、避難するよう自治体に要請の準備を進めております。 』

   公式文書(FAX)で、「念のため」などと言い、しかもそれが解除されたり二転三転している状況であったことから、
   国は19時3分に言い訳がましい「原子力緊急事態宣言」を不承不承出したものの、「避難指示」は出していなかった。
   東電は事前に取り決めたルールに従って公に動かずに、ローカルで非公式にコソコソ動く。東電っていったい何なん
   だ。

   ちなみに、国が3km圏内の避難指示を出したのは21時23分である。
 
   
20120914 2011年3月11日?時?分(FAX送付は21時45分)(原災法第15条-6報(FAX)).pdf(popup)
   『 2号機のTAF到達予想は、21時40分頃と評価しました。
     炉心損傷開始:22時20分頃
     RPV破損  :23時50分頃
     1号機は評価中 』
 
  
20120914 2011年3月12日分全部(原災法第15条報告(FAX)).pdf(popup)  
   
20120914 2011年3月12日03時33分(原災法第15条-12報(FAX)).pdf(popup)
   『 3/12 2時50分現在のプラント運転状況
      1号機 原子炉圧力 0.8MPa
          D/W圧力 0.84MPa 』

   上記は、メルトダウンが進展し、既にRPV破損(メルトスルー)が発生している状況証拠である。
   1)圧力容器内の冷却水が全て安全弁から流出してしまったとしても、S/Pに吸収されてしまうので、
   D/W圧力が上昇することはない。
   (逆に言えば、圧力容器が破裂して蒸気が吹き出しても全部吸収できるだけの水がS/Pに用意されている。)

   圧力容器内の冷却水が全て安全弁から流出してしまったと仮定した場合の格納容器の温度上昇は、
   ((プール水1750t x プール温21℃) + (冷却水120t x 高温蒸気300℃仮定)) / 1750t + 120t = 39℃ である。
   なお、上記は充分に攪拌された場合の平均水温である。

   2)SR弁の自重差 (SR弁の自重は、0.343MPa)
   D/W圧力の方が高くなることは通常あり得ない。(圧力容器が健全ならば、D/W圧力の方が常に0.343MPa高い。)
 
  
20120914 2011年3月13日分全部(原災法第15条報告(FAX)).pdf(popup)  
   
20120914 2011年3月13日?時?分(原災法第15条-27報(FAX)2枚目).pdf(popup)
   『 1号原子炉圧力容器の容量は約120トンであり、 』
 
  
20120914 2011年3月14日分全部(原災法第15条報告(FAX)).pdf(popup)  
   
20120914 2011年3月14日15時28分(原災法第15条-60報(FAX)).pdf(popup)
   『  』

   2号機のTAF到達予測:16時30頃
 
   
20120914 2011年3月14日16時37分(原災法第15条-61報(FAX)).pdf(popup)
   『 2号機は本日16時34分より原子炉の減圧操作を行うとともに海水に注入作業を開始する。  
     原子炉水位:+-0mm(燃料域) 原子炉圧力:6.998MPa 格納容器圧力:0.42MPa 』 

   上記、格納容器圧力の単位は 0.42MPa[abs]である。
 
  
20120914 2011年3月15日分全部(原災法第15条報告(FAX)).pdf(popup)  
  
20120914 2011年3月16日分全部(原災法第15条報告(FAX)).pdf(popup)  
  
20120914 2011年3月12日分 福島第二 全部(原災法(FAX)).pdf(popup)  
   
20120914 2011年3月12日5時22分(福島第二 1号機 S/C 100℃超え 原災法第15条該当(FAX)).pdf(popup)  
   
20120914 2011年3月12日5時32分(福島第二 2号機 S/C 100℃超え 原災法第15条該当(FAX)).pdf(popup)  
   
20120914 2011年3月12日6時07分(福島第二 4号機 S/C 100℃超え 原災法第15条該当(FAX)).pdf(popup)
 
20121005開示 テレビ会議録画映像(事故発災〜平成23年3月15日:161箇所)(index).html(popup)  
 
20121005開示 テレビ会議録画映像(日付index)(本01-1:3月12日22時59分〜).pdf(popup)  
  
20121005開示 テレビ会議録画映像(本01-1:3月12日22時59分〜:含む。早く帰ろう.html(p)  
   
20121005開示 テレビ会議録画映像(本01-1:3月12日23時11分頃:明日からに備えて、早く帰ろう.html(p)