本33-2(全8分15秒中の1分41秒)(東電テレビ会議録画映像2013年3月29日公開分の中の本33-2は2011年3月14日7時29分録画開始)
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2011年3月14日7時30分頃
『 1F 吉田所長「えっと、すみません。本店さん。本店さん。」
本店小森常務「はい、本店。」
1F 吉田所長「1F 吉田です。いま、武藤さんと話したみたいに、お水のメイキャップをします。それで、まずはですね、
ろ過水タンクが 2000 t 残ってます。これを逆洗ピットに入れるという操作をまずします。そうしますと、
水源が 2000 t ありますので、3 プラント、1号機も含めて十分な流量があると思っておりますので、
時間的にも。ほんで、それをしたいと思ってます。」
本店小森常務「はい。」
オフサイトセンター武藤副社長「いま、炉圧いくらなんでしたっけ?」
1F 吉田所長「2000 t 。」
オフサイトセンター武藤副社長「いやいや、量はね。原子炉圧力?」
1F「7時25分のデータで、7時30分がいくらですか?」
1F「コンマ 315」
オフサイトセンター武藤副社長「聞こえない。」
1F 吉田所長「2000 t 、2000 t 。ろ過水2000 t 。」
オフサイトセンター武藤副社長「いや・・・・・。」
1F「7時30分のデータで。」
1F 吉田所長「あっ、炉圧?」
オフサイトセンター武藤副社長「炉圧。」
1F 吉田所長「3号の炉圧、いくら?」
1F「はい。A系が7時30分現在、コンマ 315。B系がコンマ 319です。」
オフサイトセンター武藤副社長「3キロね。」
1F 吉田所長「で、あのポンプの吐出圧、海水ポンプの吐出圧、コンマ 5 位ですから、一応入れます、これで。」
オフサイトセンター武藤副社長「だから、水入ってるってことだね?」
1F 復旧班「あれ?」
1F 吉田所長「現時点でも入ってると思うんですけども。」 』
2000tのろ過水を残したまま、1号機も3号機も既にメルトダウンさせてしまっている。