20110516 東電「福島第一原子力発電所の事故に係る事故記録等」→ 保安院(index).html(popup)
20110516 1. 提出データ範囲説明書.pdf(popup)
20110516 1. 提出データ範囲説明書 pdf6枚目
(タイパー再出力機能無し)
.pdf(popup)
20110516 2. チャート 1号機(訂正後).pdf(popup)
20110516 2. チャート 1号機(訂正後)pdf8枚目.pdf(popup)
「いったい何てことをしてくれたんだ!」
20110516 3. 警報発生記録等データ(アラームタイパ)1号機 .pdf(popup)
20110516 (アラームタイパ)1号機 pdf1枚目〜11枚目.pdf(popup)
『 14 47 52 120 D651 CWP B TRIP ON 』
『 14 47 52 250 D650 CWP A TRIP ON 』
20110516 (アラームタイパ)1号機 pdf5枚目.pdf(popup)
『 14 47 48 740 D587 AUX POWR LOSS 1B TRIP 』
『 14 47 48 740 D586 AUX POWR LOSS 1A TRIP 』
20110516 (アラームタイパ)1号機 pdf10枚目〜11枚目.pdf(popup)
『 1452 B526 ISO-CON VLV B OPN ON 』
『 1452 B525 ISO-CON VLV A OPN ON 』
20110516 (アラームタイパ)1号機 pdf11枚目
(紙詰まり)
.pdf(popup)
20110516 3. 警報発生記録等データ(アラームタイパ)2号機 .pdf(popup)
20110516 3. 警報発生記録等データ(アラームタイパ)3号機 .pdf(popup)
20110516 (アラームタイパ)3号機 pdf18枚目
(温度変化率「55℃/h以下」)
.pdf(popup)
下から8行目
『 1457 C162 再循環ループ水 A 温度変化率 (T/C) 59.7 > 55.0 C/H 』
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 .pdf(popup)
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf6枚目
(当直長引継日誌:(2)警報「SEISMIC TRIP」発生 14:46)
.pdf(p)
『 (2)警報「SEISMIC TRIP」発生 14:46 』
上記が「当直長引継日誌」に記載されているということは、
当直長が「このトリップは地震によるものである」ということを認識していたということである
。
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf6枚目〜pdf7枚目
(
1号機 当直長引継日誌 15:50直流電源喪失無し
)
.pdf(p)
引継は、21時00分:つまり21時00分までに起きた出来事が網羅されていなければならない。
最重要事項の原子炉冷却機能および冷却状況について何も書かれていない(IC使用不能、HPCI使用不能)。-100点
15時50分の直流電源喪失について何も書かれていない(緊急事態報告対象)。-100点
トーラスクーリングは行う必要はなく、逆に行ってはならない。-100点
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf8枚目
(
2号機 当直長引継日誌 15:31直流電源喪失記載無し
)
.pdf(p)
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf11枚目.pdf(popup)
『 1号機 CST水位 75.2% 』
1900m3(トン) x 75.2% = 1825m3(トン)
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf16枚目
(
1号機 当直員引継日誌 15:50直流電源喪失記載無し
)
.pdf(p)
『 地震発生以降、スクラム対応操作については中操ホワイトボードのメモより転記した。 』
そんなバカな!
地震発生以降のスクラム対応操作については「事故時運転操作手順書のチェックした現物」より転記すべきである。
いったい全体、チェックした「事故時運転操作手順書」の現物が有るのか無いのか?
いわゆる想定外とする津波以前の「事故時運転操作手順書のチェックした現物」は存在しなければならない。
それとも、大地震だけでパニック状態になり手順書とは違った運転をしていたことを認めるとでも言うのだろうか?
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf16枚目
(
1号機 当直員引継日誌 15:50計測用電源断 → 水位不明
)
.pdf(p)
『 14:58 大津波警報発令 』
『 15:07 トーラスクーリング(A) インサービス 』
注。トーラスクーリング = S/P冷却 = 圧力抑制室冷却
『 15:10 トーラスクーリング(B) インサービス 』
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf20枚目.pdf(popup)
『 23時39分? 1号機 水位計 あてにならない 』
と判読出来る。
(原災法第15条報告-12報の報告時点で既にメルトスルーが発生していたと考える論拠の状況証拠)
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf22枚目
(震度6強)
.pdf(popup)
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf22枚目.pdf(popup)
『 1号機 15時50分 計測電源断 水位不明 』
と判読出来る。
『 1号機 15時53分 (管理)部長連絡 』
と判読出来るが、
(20111220 1号機(事象ベース) 第13章 制御電源喪失事故 pdf3枚目.pdf(popup)
『 直流125V主母線盤1A及び1Bが使用不能となり、かつその状態が5分以上継続する場合、原災法15条緊急事態(直
流電源喪失:全喪失)による緊急事態宣言を行うこと。』
原災法第15条報告:「原子力緊急事態宣言」および「避難のための立退き又は屋内への退避の勧告又は指示」に
直結する最重要報告)(なお、原災法第15条報告の第1報(中途半端)は、上記から約40分後の16時36分のこと。)
(20120620 別紙2(主な時系列)pdf10枚目 頁8
(15:50、直流電源も喪失し、全電源喪失となった。)
.pdf(p))
『 15:50、原子炉水位が不明となっていることを確認した。全交流電源に加え、
直流電源も喪失
し、
全電源喪失となった。
当直長は、確認した結果を随時発電所対策本部発電班に連絡した。 』
当直長引継日誌に 15:50直流電源喪失に関する記載は一切無し
(上記は、直流電源喪失(全喪失)であり、原災法第15条報告に該当するが、この時点での報告が行われておらず、
原災法違反である。
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf29枚目.pdf(popup)
『 2号機 CSTレベル 67% 』
2500m3(トン) x 67% = 1675m3(トン)
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf36枚目
(
2号機 当直員引継日誌に 15:31「DC125V A/B 接地」
)
.pdf(p)
上記は、直流電源喪失(全喪失)であり、原災法第15条通報に該当するが、この時点での通報が行われておらず、
原災法違反である。
(20111220 2号機(事象ベース) 第13章 制御電源喪失事故 pdf3枚目.pdf(popup))
『 直流125V主母線盤2A及び2Bが使用不能となり、かつその状態が5分以上継続する場合、原災法15条緊急事態(直
流電源喪失:全喪失)による緊急事態宣言を行うこと。』
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf38枚目.pdf(popup)
『 2号機 15時31分 DC 125 A/B 接地発生 』
と判読出来る。
20110516 4. 運転日誌等 1・2号機 pdf49枚目.pdf(popup)
『 1号機 S/P温度 21℃ 』
20110516 4. 運転日誌等 3・4号機 .pdf(popup)
20110516 4. 運転日誌等 3・4号機 pdf13枚目.pdf(popup)
『 3号機 CSTレベル 66.1% 』
2500㎥(トン) x 66.1% = 1653㎥(トン)
(20110618 福島原子力発電所等の事故の発生と進展 pdf91枚目
(CST容量)
.pdf(popup))
復水貯蔵タンク容量 1号機1900㎥(トン) 2号機2500㎥(トン) 3号機2500㎥(トン)
20110516 8. プラント関連パラメータ 数表データ(訂正後) .pdf(popup)
20110516 8. プラント関連パラメータ 数表データ(訂正後)pdf1枚目.pdf(popup)
『 1号機 3月12日01時05分 D/W圧力0.600MPa 』
メルトスルーの状況証拠。
(メルトスルーが発生しない状況で、D/W圧力が0.6MPaまで上昇することは、容量的に有り得ない。)
『 1号機 3月12日02時45分 原子炉圧力0.800MPa D/W圧力0.840MPa 』
メルトスルーの状況証拠。
(第15条-12報の通報時点で既にメルトスルーが発生していたと考える論拠)
20110516 8. プラント関連パラメータ(訂正後)pdf35〜pdf56枚目
(2号機:数表データ(全部))
.pdf(p)
20110516 8. プラント関連パラメータ(訂正後)pdf40〜pdf56枚目
(2号機:数表データ(14日以降))
.pdf(p)
3月14日
16:20 TAFに到達し燃料が露出し始める。(燃料域水位計0mm)。
18:22 燃料が全てむき出しになる。(燃料域水位計-3700mm)。
18:39 燃料デブリが圧力容器の底を突き抜けるいわゆるメルトスルーが始まる。その論拠は下記。
D/W圧力0.400MPa[abs] - 1気圧0.1013MPa = 0.2987MPa[gage]
SRVの弁体自重0.343MPa + D/W背圧0.2987MPa[gage] = 約0.642MPa[gage]
圧力容器が健全ならば、D/W圧力が0.400MPa[abs]の場合は
、
原子炉圧力が0.642MPa[gage]以下になることはあり得ない
。
原子炉圧力が 18:37 0.675MPa[gage]、
18:39 0.540MPa[gage]
であることから、
18:39にメルトスルーが始まったと判断した。
なお、その後の原子炉圧力変化については、柔らかいデブリがスルリと抜けて圧力が下がったり、
やや硬いデブリが穴を塞いで圧力が上がったりを繰り返すと考えられる。
(なお、圧力容器の底が抜ければ、原子炉圧力とD/W圧力の差は、[gage]と[abs]の差、
つまり1気圧0.1013MPaになると考えられる。
この状態でベントが完全に完了するか、あるいは格納容器が破損すれば、
原子炉圧力は0MPa[gage]に、D/W圧力は0.1013MPa[abs]になると考えられる。
但し、これは計器に測定誤差が無ければの話である。どうもそうではなさそうだが、
上記の算術をわざわざやり直すつもりは毛頭ない。)
上記のメルトスルーの妥当性を裏付けるものが、下記3月11日のFAXである。
(20120914 2011年3月11日?時?分(FAX送付は21時48分)(原災法第15条-6報(FAX)).pdf(pop))
『 2号機のTAF到達予想は、21時40分頃と評価しました。 』
炉心損傷開始:22時20分頃 』
←TAF到達から
40分後
RPV破損 :23時50分頃 』
←炉心損傷開始から
1時間30分後
、TAF到達から
2時間10分後
上記3月11日の2号機の予想では、TAF到達から
2時間10分後
にRPV破損となっていることから、
上記を3月14日に当てはめると、TAF到達16:20 +
2時間10分後
= 18:30 にRPV破損との予想が事前にされていて、
それに対応した事故処理が即刻行われていなければならない。
また、下記FAXの発信時刻15時28分には、RPV破損予想がされていなければならない。
(20120914 2011年3月14日15時28分(原災法第15条-60報(FAX)).pdf(popup))
なお、上記メルトスルーにいついては、東電がリアルタイム把握し、
「炉心溶融」の原災法第15条報告がされていなければ、重大な原災法違反である。