20110722〜20111106 いわゆる吉田調書(index) .html(popup)  
20110722 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 020.pdf(popup)  
 
20110722 いわゆる吉田調書 020 pdf16枚目 頁16(ICの機能解釈が全く逆).pdf(popup)
 そもそもの質問は、12行目〜13行目の「ICによる原子炉圧力制御」についてであるが、

 『 アイソレーションコンデンサーを操作するということは何かというと、炉内の蒸気を逃してやるわけですから、
   その分、炉内に所有する水量が減ってしまうわけです。水位制御をしていかなければいけない。原子炉の水位を
   制御していく。余りICを通し過ぎてしまうと、炉内の水位が下がってしまうんですから、その辺のコントロール
   を運転員はしていたと思うんですけれどもそういう操作をしていたということについては、私はその時点では
   聞いていないです。』
 
 
(20110909 1号機 pdf34枚目(事故時のIC動作図面).pdf(popup))
 この回答は、全く適当な作り話である。荒唐無稽な架空の装置の作り話である。
 1)ICを使用しても、逃した蒸気は熱交換器で冷やされてそっくりそのまま炉内に戻ってくるので、「炉内に所有する
   水量が減ってしまう」ということは絶対にない。(水位の上下があるとしても、温度による膨張差の水位上下位)。
 2)そもそもの質問は「ICによる原子炉圧力制御」についてであるが、回答は「水位制御」というあり得ない作り話に
   なっている。
 3)「余りICを通し過ぎてしまうと、炉内の水位が下がってしまう」ということはなく、逆に「ICを通さないと、
   温度上昇により炉内の蒸気が安全弁から吹き出してしまい炉内の水位が下がってしまう」ということになる。
   1号機は、手動でICを操作することにより冷却を継続することが可能であったが、その操作を行わなかったため、
   温度上昇により炉内の蒸気が安全弁から吹き出してしまい炉内の水位が下がりメルトダウンに至ってしまった。
 4)確信のある回答をしていると思っていたら、
   「その辺のコントロールを運転員はしていたと思うんですけれども、そういう操作をしていたということについては、
   私はその時点では聞いていないです。」
 これはないでしょう。知ったかぶりですか。
 想像で適当な作り話しをして、それらしく辻褄合わせを行い、言い逃れ、最後は「私はその時点では聞いていないです」
 上記はいわゆる吉田調書の本質であり、いわゆる吉田調書の中に度々登場します。
 つまり、どちらへ転んでも良いように、断定せず、曖昧な言い方をし、保険を掛けておくという方法です。
 
 
20110722 いわゆる吉田調書 020 pdf18枚目(気象庁の津波警報は、当直長のわきのテレビで).pdf(popup)
 『 質問者 気象庁の津波警報などは、そうすると、NHK、テレビを通じて把握はされておるわけですね。
   回答者 はい。
   質問者 それは、当直の方は現場で作業されていますけれども、それとの、何というんですかね。
   回答者 当直長のわきにもテレビが据えつけてありまして、そうゆう情報は彼らはそこで見ることが
       できたと思います。』
 
 
20110722 いわゆる吉田調書 020 pdf20枚目(津波:わかりませんでした、私は。).pdf(popup)
 『 質問者 次に、津波が実際にやって来て、津波が来たというのは、その時点ですぐにわかるものなんですか。
   回答者 わかりませんでした、私は。
   質問者 どうやって把握されましたか。
   回答者 逆に言うと、全交流電源喪失を聞いたときに、DG がだめという話が、えっということなんです
       (以下、略)(まったく、お話にならないほど酷い)
       (原発と海との関わり、原発のアキレス腱が海水ポンプによる冷却だということをまったく知らない) 』
 
 
20110722 いわゆる吉田調書 020 pdf23枚目 頁23 .pdf(popup)
 『 回答者 絶望していました。 基本的には、私自身ですね。シビアアクシデントに入るわけですけれども、
       注水から言うと、全部のECCSが使えなくて、IC と RCIC が止まって、HPCIがありますけれども、
       それらが止まった後、バッテリーが止まった後、どうやって冷却するのかというのは、検討しろと
       いう話はしていますけれども、自分で考えても、これというのがないんですね。
   質問者 答えがない。
   回答者 答えがないんです。 』
 
 
20110722 いわゆる吉田調書 020 pdf23〜pdf24枚目 頁23〜24 .pdf(popup)
 『 回答者 絶望していました。基本的には、私自身ですね。シビアアクシデントに入るわけですけれども、
       注水から言うと、全部のECCSが使えなくて、IC と RCIC が止まって、HPCIがありますけれども、
       それらが止まった後、バッテリーが止まった後、どうやって冷却するのかというのは、検討しろと
       いう話はしていますけれども、自分で考えても、これというのがないんですね。
   質問者 答えがない。
   回答者 答えがないんです。アクデントマネージメントのマニュアルから言うと、まずはFP、消
       火系を行かせということで、それがDD、ディーゼルドライブの消火ポンプを動かせば行くというのは
       わかっていて、 ろ過水の方がどうも水がなさそうだという話もその辺で入ってきまして、漏れていると
       いう話が入っていって、非常に難しいかなと思っていました。いずれにしましても、まずはFP、DD、消火
       ポンプを生かして水を突っ込むしかないという中で、水をどう入れるか考えろという話をしていまして、
       2号のメタクラは幾つか生きているという話がその辺で入ってきますので、それを流用して、働かせる
        もしそれが動かなかったときには、最初に減圧して、要するに、消化系のポンプというのは、DDに
       しても何にしても、圧力が下がらないことには入りませんので、与圧が下がらないと入りませんので、
       逃し安全弁を負荷して、その分、圧力を逃して、圧力を下げてからするという手順になりますので、
       その手順をやる時に、ディーゼルドライブの消火ポンプで十分大丈夫なのかということを確認しに行
       かせると、ろ過水が入るのかもわからないという話も入ってきますし、どうしようかなという状況です。
        その中で、タイミングはわからないですけれども、水を入れるほかの方法はないのかというときに、
       FPのラインを使って消防車で水を入れることはできると。これはアクシデントマネジメントのマニ
       ュアルにも何も書いていないと思うんですけれども、確かにそのラインがあるということで、トライす
       るということを含めて、検討する必要がある、検討しろということになったんです。 』
 
20110729 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 051.pdf(popup)  
 
20110729 いわゆる吉田調書 051 pdf5枚目(世界中でそんなこと(海水注入)をしたことは1回もありませんから).pdf(p
 『 質問者 これは、それまで、炉の中に海水を入れるというようなことは、所長の経験では、それまで聞いたことは
       ありましたか。
   回答者 まずないです。世界中でそんなことをしたことは1回もありませんから、ないんだけれども、冷やすのに
       無限大にあるのは海水しかないですから、淡水は、この前もお話ししたように有限で、どこかで尽きるの
       は決まっていますから、もう海水を入れるしかない。もう有無なしの話ですね。 』

 海水が無限大にあるのに、なぜメルトダウンさせてしまったのか?。
 海水の使い方の問題である。
 
 
20110729 いわゆる吉田調書 051 pdf12枚目(マニュアルもありませんから、極端なこと、私の勘).pdf(p
 『 回答者 まず、ごく普通の操作であれば、要するにマニュアルだとか、それに従って実施しなさいということにな
       りますけれども、海水を注入するなんていうのは、本邦初公開でございますので、インターナショナル初
       公開みたいな。
   質問者 そうですね、世界中で初めてですね。
   回答者  初めてですから、もうこのゾーンになってくると、マニュアルもありませんから、極端なこと、私の勘と
       いったらおかしいんですけれども、判断でやる話だというふうに考えておりました。』
 
 
20110729 いわゆる吉田調書 051 pdf21枚目〜22枚目(HPCI(誤認識)).pdf(p
 『 回答者 ですから、HPCIが動いているというのは、それが高い圧力のまま、蒸気が出ていて、その蒸気をうまく
       逃がしながら、その蒸気を水に戻して注水しているというシステムですから、それが生きているというこ
       とは、逆に言うと、7メガ近辺の炉が安定して運転されているという認識しかないです。  
  
(20120620 添付資料 pdf359枚目(福島第一 3号機 プラントデータ推移).pdf(popup))
  圧力を下げようとしていない。
 
  
(20120509 別紙-2 pdf49枚目(3号機 格納容器温度変化).pdf(popup))  
  
(20111220 3号機(兆候ベース) 4. 格納容器制御 pdf29枚目部分拡大(S/P温度制御:熱容量制限 [禁止領域] ).pdf(p))
   『 』
 
  
(20111220 3号機(兆候ベース) 9. 解説 pdf26枚目(S/P熱容量制限曲線 [禁止領域] ).pdf(popup))  
  
(20120620 添付資料 pdf531枚目(3号機HPCI流量:965t/h).pdf(popup))  
  
(20120620 添付資料 pdf531枚目(3号機RCIC流量:97t/h).pdf(popup))  
  
(20120620 添付資料 pdf364枚目(福島第二 1号機 プラントデータ推移).pdf(popup))  
  
(20120620 本編 pdf118枚目(3号機HPCI連続運転による圧力低下).pdf(popup))
  『 なお、福島第一3号機の高圧注水系の蒸気配管に関する地震の影響について、原子炉隔離時冷却系が停止し、高圧
    注水系が起動してから原子炉圧力が約7MPaから約1MPaまで低下しているため、3号機の高圧注水系の蒸気配管
    破断の可能性も含め確認を行った。この結果、運転員からの聞き取りにより、実際に高圧注水系(HPCI) 室に入室
    し異常が見られなかったことが確認され、高圧注水系の蒸気配管に異常はなか ったことが確認された。また、ト
    ーラス室(圧力抑制室が設置されている部屋)にも蒸気配管が通っているが、高圧注水系が停止した後の13日朝に
    運転員が入室しており、配管が破断したような異常は認められていない。3号機の原子炉圧力の低下は、タービ ン
    駆動用に原子炉から引き込む蒸気の消費量が大きい高圧注水系(蒸気駆動)を連続運転したことにより生じたものと
    考えられる。』
 
  
(20120620 本編 pdf199枚目(3号機HPCI運転すると蒸気が逃がされ圧力低下).pdf(pop))
  『 12日11時半頃に冷却に使用していた原子炉隔離時冷却系が自動停止し原子炉水位 が低下したが、1時間後には
    高圧注水系が自動起動し、原子炉水位が回復するとともに、 原子炉圧力が減圧され始めた(容量が大きい高圧
    注水系を運転すると、ポンプ駆動用タ ービンに原子炉の蒸気が逃がされることで、原子炉圧力が低下する)。 』
 
  
(20111220 3号機(事象ベース) 第12章 外部系統事故 12-4 全交流電源喪失 pdf51枚目(代替注水).pdf(pop))
  『 [参考事項]  HPCI、RCIC運転不能時消化系による注水
      消化系にはディーゼル駆動の消化ポンプを有しているため、全く他の注水系が使用できない場合には
      代替注水として使用することができる。しかし、ポンプ揚程が60数mのため、原子炉へ注水するには
      原子炉の減圧が必要となる。
      従って、原子炉の減圧に必要なSRVの制御電源であるDC電源が枯渇する事故後8時間以降は注水系と
      して期待できない。 』

  つまり、代替注水をしようとしたらDC電源が枯渇する前(原則事故後8時間以内)に、原子炉の減圧をしておか
  なければならない。なお、ポンプ揚程60数m = 数気圧 = 0.数MPa = 数百kPa である。
 
  
(20111220 3号機(事象ベース) 第12章 外部系統事故 12-4 全交流電源喪失 pdf56枚目(DC125V A系).pdf(p))
  『 全交流電源喪失時のDCバッテリー放電パターン、125V A系 』
 
  
(20111220 3号機(事象ベース) 第12章 外部系統事故 12-4 全交流電源喪失 pdf57枚目(DC125V B系).pdf(p))
  『 全交流電源喪失時のDCバッテリー放電パターン、125V B系 』
 
  
(20111220 3号機(事象ベース) 第12章 外部系統事故 12-4 全交流電源喪失 pdf59枚目 頁 12-4-11.pdf(popup))
  『 表4-1 全交流電源喪失時の監視可能項目 』

  『 逃し安全弁 直流 125V(A)、(B) 』
 
  
(20120620 本編 pdf206◯207枚目(3号機:HPCI停止後の減圧のためのバッテリーの準備が泥縄).pdf(pop))
  3号機のHPCI停止は、13日2時42分。直ちに代替注水が必要になったが・・・・・

  『 ・ 消防車によって原子炉へ注水するためには、消防車の吐出圧力が低いため、主蒸気がし安全弁による原子
    炉圧力の減圧が必要であった。また、この主蒸気逃がし安全弁を開けるためにはバッテリーが必要であったが、
    1、2号機の計器復旧等のために所内のバッテリーを集めた後だったこともあり、必要な電源が確保できず主蒸
    気逃がし安全弁を操作できない状態であった。
    ・ このため、13日7時頃、発電所対策本部の社員の自動車のバッテリーを取り外して集め、発電所対策本
    部復旧班が中央制御室へ運搬した。』

  『 ・ 13日9時8分頃に主蒸気逃がし安全弁が開いて、原子炉圧力の急速減圧が開始された。』

  『 原子炉の減圧によりディーゼル駆動消化ポンプによる注水を開始するとともに、9時25分、消防車による
    注水が開始された。』
 
 
20110729 いわゆる吉田調書 051 pdf22〜23枚目(代替注水失敗の原因).pdf(p)
 『 質問者 そうしたら、他方で、DDFP のことが、今、ここに書いてありましたので、DDFP、3号機については、
       これは、どういう認識だったんですか、これは使おうと思えば、使えるという。
   回答者 ですから、DD は、この前も1号のときに申しましたように、要するに逆止弁があって、圧力バランス
       で、相手側の圧力が高いときは注水はできませんけれども、相手側の圧力が自分のときのポンプの圧力
       よりも下がれば注水できるというのが基本的な形ですから、そのDD の注水をしなさいという指示をし
       た覚えは、私はないんです。ですから、発電の方でいろんな工夫をしていたんだと思うんですけれども。
   質問者 』
書き出し途中  
 
20110729 いわゆる吉田調書 051 pdf23枚目(DDポンプ(誤認識)).pdf(p)
 『 回答者 ただ、極端なことをいうと、はっきり言いますよ、私の感覚では DD ポンプはほとんど期待していなかっ
       た、3号機も1号機も、はっきり言って、そんなに水源もないし、どうしようもないようなポンプに期待
       して水を入れるなんて、そんなことを考えるよりは、ちゃんと消防車で入れるという方が確実に入ると思
       っていましたから、みんな DD のことを言うんですけれども、ほとんど私のイメージでは、こんなもの使
       い物にならないだろうという感覚しかなかったです。』
 
 
20110729 いわゆる吉田調書 051 pdf38枚目(本店にしても、、ものすごい恨みつらみが残っていますから).pdf(p)
 『 本店にしても、どこにしても、これだけの人間でこれだけのあれをしているのにもかかわらず、実質的な、
   効果的なレスキューが何もないという、ものすごい恨みつらみが残っていますから。 』
 
20110808 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 1 077_1_1.pdf(popup)  
 
20110808 いわゆる吉田調書 1 pdf3枚目(外部電源が復旧できれば、、 既存のRHRだとか、).pdf(popup)
 『 質問者 (略)             3月16日の10時04分に本店優先順位
  の確認と書いてあって、1番目が1F4号機のSFP、燃料プールへの注水、2番目に外部
  電源の復旧3番目に電源車を入れるための養生、4番目に1Fの1号機、3号機の燃料
  プールへの注水と優先順位が書き取られてるんですけれども、これは御記憶と比べてどう
  ですか。 』

 『 回答者 それでおおむね間違っていないと思います。 』

 『 質問者 そうすると、外部電源の復旧というのが2番目の優先順位としてあって、3番
  目の電源車を入れるためというところがあって、この辺りのところは1〜3号機になるん
  ですか。電源車というのはどうゆうことなんですか 』

 『 回答者 (略)
  ただ、早く外部電源を復旧して生かせる機器を生かしたいということで、2番目の外部電
  源の復旧工事にとりかかる。それはうちではできませんので、本店でやってもらうという
  ことでお願いをしておった。それと同時に、外部電源が復旧できれば、それにぶら下がる
  ポンプなどを使えるようにしましょう。ですから、そこを両面で本店でやっていたという
  のがずっと続いているんです。
   私などはなかなか無理だと思っていたんだけれども、既存のRHRだとか、そういう既
  存の本設設備を回してなんとかできないか、まだそのときはそういう考えだったんです
  ですから、外部電源を復旧する。場合によって外部電源が届かないところについては、3番
  目にあるように電源車をもってきて、電気を供給して、何とか復旧できる機器は復旧した
  いというのが大きい軸だったんです。ですから、外部電源というよりも、電源関係の復旧
  が1つの軸だった。 』

  16日の時点の状況から「福島第一原発の吉田所長は、残留熱除去系(RHR)の応急復旧指示を出していな
 かった。」ということが、上記から明らかである。これでは、メルトダウンの発生が必然であった。
  吉田所長は、
 「発災から3日以内に残留熱除去系(RHR)の応急復旧を完了しなければ、原子炉は必ずメルトダウンに至る。
  なお、3日以内であっても、運転ミス等不測の事態の発生を考慮すれば、応急復旧は早ければ早いほど良い。
  また、不測の事態により事故が進展していたとしても、応急復旧が早ければ早いほどダメージは軽くて済む。」
 ということを全く気にしていなかった。
  吉田所長は、外部電源の復旧を待っていたのである。外部電源が復旧したらRHRを回そうと考えていたので
 ある。(但し、外部電源が復旧したところで、冠水したモータを交換しなければRHRは復旧しないし、冠水し
 た電源盤を迂回した電源ケーブルを敷設しないことにはRHRは復旧しない。そのことについても無頓着。)
  また、電源車の利用によるRHR応急復旧についての指示を出していなかった。
  福島第一原発では、1〜3号機の3機もが格納容器損壊という同様の最悪事態に陥っており、不思議に感じて
 いたが、いずれもが同様の最悪事態に陥る共通原因がここにあったのである。
  早期に、モータ交換および電源車利用および電源ケーブル敷設によるRHR応急復旧の指示が出されていれば、
 ある機はメルトダウンせずに、ある機はメルスルーせずに、ある機は格納容器損壊はせずに、事故収束結果が
 つまりダメージがバラけていたと考えられる。
  それにしても、RHRに海水系が存在していて、そのモータが冠水していてRHRが使い物にならないというこ
 とを吉田所長が知っていれば、上記発言にはならないはずであり、RHRに関心があったたとは到底思えない。
  そもそも、津波による被害があったと聞いた途端に「残留熱除去系(RHR)の海水系の被害調査と応急復旧」
 という指示が所長から、あるいは所長を支える組織からの進言があって然るべきである。
  本来、発災後早期に「残留熱除去系(RHR)を応急復旧させないことにはメルトダウンは避けられない」との
 情報発信を行い、必要なら本店および国の全面支援を受けるべきであった。
 
20110808 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 2 077_1_2.pdf(popup)  
 
20110808 いわゆる吉田調書 2 pdf1枚目(手順書、、置いていなかった).pdf(popup)
 『  』
 ←書き出しは後日、時間があったら  
 
20110808 いわゆる吉田調書 2 pdf2枚目〜3枚目(復旧手順ガイドライン、RHR、、(しどろもどろ)).pdf(popup)
 『  』
 ←書き出しは後日、時間があったら  
 
20110808 いわゆる吉田調書 2 pdf5枚目(残留熱除去系、、、電源車).pdf(popup)
 『  』
 ←書き出しは後日、時間があったら  
 
20110808 いわゆる吉田調書 2 pdf10枚目〜12枚目(当直長試験).pdf(popup)
 『  』
 ←書き出しは後日、時間があったら  
 
20110808 いわゆる吉田調書 2 pdf19枚目(実際に直接運転をやった経験がないものですから、).pdf(popup)
 『  』
 ←書き出しは後日、時間があったら  
 
20110808 いわゆる吉田調書 2 pdf20〜21枚目(耐圧ベント、、(ベントについて誤認)).pdf(popup)
 『  』
 ←書き出しは後日、時間があったら
  圧力が上がってしまうと、耐圧強化ベントしかない(SGTSベントは使えない)
というのは間違い。 
  耐圧ベントしか使えないとすれば、3重化されている意味がない。
  そもそもベントは、格納容器圧力高の時に使用するもの。格納容器圧力高の時に使用できなければ意味がない。
  SGTSベント、パージファンラインベントはいったいどんな時に使用するというのだろうのか?
  下記手順書に、ラインの破損回避の方法込みのSGTSベントの手順が書いてある。
  また、パージファンラインのベント手順も存在する。
 
  
(20111220 1号機(兆候ベース) 4. 格納容器制御 pdf16枚目(SGTSベント手順:手動ハンドルで行う) .pdf(p))
  『(補5)圧力抑制室ベントバイパス弁
    [AO-1601-90]の「開」操作は、現場の手動ハンドルにより徐々に行う。  
    CS操作により「開」にすると、SGTS及びパージファンラインの耐圧が低いため破損し、建屋内がPCV内ガス  
    にて汚染する可能性がある。 』

   注。SGTSベント手順の圧力抑制室ベントバイパス弁[AO-1601-90]は、耐圧ベントで使用する弁と同一番号。
 
20110808 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 3 077_1_3.pdf(popup)  
20110808 いわゆる吉田調書 事故時の状況とその対応について 4 077_1_4.pdf(popup)  
20110808 アクシデントマネジメント整備報告書 .pdf(popup)  
 
20110808 アクシデントマネジメント整備報告書 pdf21枚目(手順書類、、交換部品、、予備品、、工具の準備有り).pdf(p)
 『(7) 手順書類
     事故時運転操作手順、アクシデントマネジメントガイドライン、復旧手順ガイドラインなど。
  (8) 技術図書類
     配管計装線図、安全保護系ロジック一覧、プラント配置図など。
  (9) 復旧活動に必要な資機材
    ・必要となる交換部品の入手方法としては、発電所内の同じタイプの機器からの流用や
     敷地内の予備品の使用を想定している(必要な工具等を管理区域内工具庫及び倉庫等
     に準備している)。 』
 
 
20110808 アクシデントマネジメント整備報告書 pdf25〜pdf26枚目(復旧手順ガイドライン RHR、、交換部品の入手は、).pdf(p
 『 特に安全性確保上重要な機能を有し、故障時にその機能を復旧することが極めて重要と考えられる残留熱除去系 』
 『 ④ 交換部品の入手は、敷地内の予備品の使用、プラント内の他の機器からの流用により行う。 』
 
 
20110808 アクシデントマネジメント整備報告書 pdf38枚目(1号機の設備構成の概要図).pdf(popup)
 『  』
 ←書き出しは後日、時間があったら  
 
20110808 アクシデントマネジメント整備報告書 pdf46枚目(電源の融通).pdf(popup)  
 
20110808 アクシデントマネジメント整備報告書 pdf48枚目(アクシデントマネジメント関連手順書の構成概要).pdf(popup)
 『 安全確保上特に重要な機能を有する残留熱除去系 』
 
20110809 いわゆる吉田調書 汚染水への対応について 077_2.pdf(popup)